脇指

井上真改 (菊紋)延宝七年二月日

特別保存刀剣



特徴

初代国貞の子で寛永七年の生まれ。初代国貞の高弟、播磨守国隆学び、承応元年和泉守を受領し万治四年頃に朝廷より菊花紋を許され茎に十六弁の菊花紋を切る。寛文十二年43歳の時熊沢蕃山の名付けにより真改と名を改める。天和二年十一月53歳にて没。 匂い口が明るく沸、匂いが深く特に沸の見事さは新刀随一と言われ「大阪正宗」と讃えられる。本作は延宝七年の年紀が入っているので真改50歳頃の作刀。真改の作に多分に漏れず、沸が深く厚くついた真改ならではの見事な作となっている。新刀最上作。

詳細

長さ 46,2cm
反り 0,9cm
時代 江戸
摂津
先幅 2.2cm
先重 0.5cm
元幅 3.1cm
元重 0.7cm

金額