刀剣

無銘(山城大掾国包)

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特徴

大和保昌五郎貞宗の末流といわれ、文禄元年宮城郡国分若林に生まれる。伊達政宗の抱工となり、藩主の命を受け慶長十九年京に上り越中守正俊に入門。寛永三年に山城大掾を受領し、寛永十三年には入道して用恵と号す。正保二年隠居し、寛文四年七十三歳で没。ちなみに国包入道の師は雲居禅師といい、政宗公が摂津国勝尾寺より松島瑞巌寺招き入れた禅僧として誉れ高い人物である。 本作は柾目鍛えに直刃やや湾れ、沸厚くつき、金筋入り、互の目足入り明るく冴える。新刀最上作。最上大業物。

詳細

長さ 69.9cm
反り 0.8cm
時代 江戸
陸奥
先幅 2.2cm
先重 0.6cm
元幅 2.9cm
元重 0.7cm

金額

売約済