刀剣

(銀象嵌銘)元禄四年閏八月吉日長旨作(小笠原長宗) 織田平長清帯之

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特徴

長旨とは伊豆国市原領主阿部伊勢守正勝の家臣であったが、致仕し江戸下谷池端に住し鐙鍛冶となりのちに刀鍛冶に転じた刀工。本作は銀象嵌銘で長旨作となっているが極めは二代の長宗作。裏に象嵌されている織田平長清(1662-1722)とは宇陀松山藩主織田長頼の三男として生まれ、のちに大和国戒重藩主織田長明の養子となり四代目藩主となる。さらにのち、芝村に移転することで芝村藩初代藩主となった人物が所持していた刀である。

詳細

長さ 67.1cm
反り 1.5cm
時代 江戸
武蔵
先幅 2.0cm
先重 0.6cm
元幅 2.9cm
元重 0.8cm

金額

売約済