刀剣

和泉守藤原兼重

重要刀剣(57回)


特徴

兼重は初代康継、繁慶についであらわれた江戸鍛冶の代表工。はじめ鏃鍛冶であったが刀匠に転じ江戸に出て、藤堂家に抱えられて和泉守を受領する。子は上総介兼重で弟子には新刀期の代表工・虎徹がいる。本作は兼重の典型作ながら一見すると虎徹に近い作風に見えることから、虎徹はこの刀を参考にして腕を磨いたのではないかと推測される。平成23年第57回重要刀剣に指定。

詳細

長さ 73,1cm
反り 1.7cm
時代 江戸
武蔵
先幅 2.0cm
先重 0.5cm
元幅 2.8cm
元重 0.8cm

金額

応相談